アモンケットのプレインズウォーカーデッキが一部公開されました。
色の組み合わせはまだ不明ですが、キャラクターはギデオンとリリアナになるようです。
http://mtg-jp.com/publicity/0018425/#
今回は、この情報を元にアモンケット以降の展開を少し予想してみようと思います。


あまり気にしている人はいないと思いますが、今のスタンダードにはタップイン2色土地のサイクル(アンコモン・確定タップイン・2色のマナが出る)が10種類存在しています。
元々はゲートウォッチの誓いとイニストラードを覆う影で収録されたもので、PWデッキでもその色に応じたものが再録されています。

これについては公式で声明が出されたことがあります。
http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016971/#

抜粋
コモンの、該当する2色土地1種4枚

『ゲートウォッチの誓い』と『イニストラードを覆う影』で、戦場にタップ状態で出る2色土地10枚のサイクルが登場している。
この10枚サイクルをスタンダードで使用可能にし続けることで、プレイヤーが常に使えるようにするという意図があるのだ。
プレインズウォーカーデッキには、そのデッキの色に対応する、タップ状態で戦場に出る2色土地を入れることになっている。
アートは、そのブロックの世界に関連した新しいものになる。このカードは4枚含まれている。

そして、現在の収録状況はこのようになっています。

戦乱のゼンディカー
ゲートウォッチの誓い 友好色×5

イニストラードを覆う影 対抗色×5
異界月


カラデシュ 白赤・緑青
霊気紛争 青黒・緑白

アモンケット 何か・何か
破滅の刻 何か・何か

2017年秋 何か・何か


2017年秋にスタン落ち
2017年秋以降も使える

先程の公式の声明を信じるならば、2017年秋に戦乱のゼンディカー~異界月がスタン落ちしても、タップイン2色土地のサイクルは(PWデッキに再録されているので)使い続けられる、ということになります。
そして、それを実現するためには、カラデシュ~2017年秋のエキスパンションで計10個発売されるであろうPWデッキが、色の組み合わせの重複なく発売されなければなりません。

このように考えた場合、アモンケット~2017年秋のエキスパンションのPWデッキは、カラデシュ~霊気紛争で選ばれなかった以下の6色から選ばれるはずです。

白青・白黒・青赤・黒赤・黒緑・赤緑

加えて、発売済みのPWデッキを見る限り、同一エキスパンション内のPWデッキは色の重複がないという法則があることが分かります。
(※これについてはまだ2エキスパンションだけなので単なる偶然かもしれませんが、今回はそういう前提で進めます)

上記の残り6色をこの法則に当てはめた場合、法則を満たすパターンはただ1通りしかありません。
つまり、こうです。

白青+黒赤
赤緑+白黒
青赤+黒緑


さて、PWデッキの色が予想できたところで、これを実際のエキスパンションに当てはめてみましょう。

まず、アモンケットのギデオンとリリアナですが、これは白青のギデオン+黒赤のリリアナの組み合わせになるはずです。(白と黒を含むパターンがこれしかないため)
最近の第1エキスパンションはPW3人というパターンが多いため、これにボーラスを加えた3人がアモンケットのPWになるかと思います。

次に破滅の刻ですが、残りの4色からちょうどよさそうな既存のPWを探してみると・・・・いましたね。そう、赤緑のサルカンです。前回登場のタルキール龍紀伝から2年以上経ちますし、時期的にもストーリー的にも最適ではないでしょうか。
赤緑の対になる白黒ですが、ここまでブロック内で予想したのがギデオン・リリアナ・ボーラス・サルカンと既存キャラばかりなため、ここは新キャラが宛てられるのではないかと思います。アモンケットの世界観ってどことなく白黒のカラーリングが似合いそうですし、ファラオ的な奴でここはひとつ。

次にまだ名前すら分からない2017年秋のエキスパンションですが、消去法でここは青赤+黒緑の組み合わせになります。
発売と同時に戦乱のゼンディカー~異界月までがスタン落ちすることから考えると、青赤は高確率でジェイスになりそうです。
そして青赤と対になる黒緑ですが、ジェイスと関係のある黒緑のPWといえば・・・・そう、ヴラスカ!ではなくて・・・・これは、ガラクではないでしょうか。
ジェイスとガラクが最後に絡んだのはDotP2015のストーリーで、ガラクがその後どうなったのかはよく知りませんが、その辺の情報を手がかりにすれば、未公開のエキスパンションの情報も多少なりとも推測できるのではないかと思います。(識者求む)


ちなみに、これらの予想は全てアモンケットが発売しても戦乱のゼンディカー~ゲートウォッチの誓いがスタン落ちしないという前提に基づいていて、変更前のローテーションサイクルだと全然話が違ってきます。
というのも、PWデッキが発表されたのはローテーション変更の発表よりも随分前だったので、本来ならばイニストラードを覆う影~アモンケットのカードプールしかないが、タップイン2色土地は10種類使えるという環境があったはずなのです。

2016年5月16日
試供品の次は(PWデッキの発表)
http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016971/#

2016年10月19日
スタンダード・ローテーションの見直しについて
http://mtg-jp.com/publicity/0017853/#

つまり、こういうことです。

戦乱のゼンディカー
ゲートウォッチの誓い 友好色×5


イニストラードを覆う影 対抗色×5
異界月

カラデシュ 何か・何か
霊気紛争 何か・何か

アモンケット 何か・何か


アモンケット発売と同時にスタン落ち
アモンケット発売後も使える

この前提だと、カラデシュ~アモンケットのPWデッキ6つの内5つは必ず友好色でなければなりません。(そうでないと、アモンケット発売と同時にスタン落ちするタップイン2色土地が何枚か出てきてしまう)
しかし、実際にはカラデシュのPWデッキは両方対抗色だったわけですが、これはどういうことでしょうか。

推測できるパターンは、

・カラデシュのPWデッキは元々友好色の予定だったが、ローテーション変更が決まってから対抗色に変更した
・カラデシュのPWデッキは元々対抗色の予定だった(タップイン2色土地の内何枚かスタン落ちするのはやむなしと思っていた)
・・カラデシュのPWデッキは元々対抗色の予定だった(ローテーション変更は、実際はもっと早くから決まっていたのでそれで問題なかった)

・・・など、真相は闇の中ですが、そういう面でも色々と妄想できて面白いかなぁと思います。



そんなところで。

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